プールプログラム

アクアビクス

水中(アクア)のエアロビクス、つまり、プールで行うエアロビックエクササイズです。和製英語ですが直訳すれば「水中有酸素運動」ということになります。 水による浮力のおかげで体が軽く感じられるので、スタジオで行うエアロビクスよりも楽に動かせますし、一見激しい運動には見えないのですが、 水の抵抗や圧力もかかるので実は消費カロリーが大きいのです。 スタジオで行う長時間のエアロビクスや、マシンを使った筋力トレーニングが苦手な方はこのアクアビクスをおすすめします。
水中ウォーキングもアクアビクスの一種で誰でも簡単にできますので、プールプログラムの初心者はまず水中プログラムからスタートするといいでしょう。 最近のスポーツジムのプールを見てみると、水中ウォーキングをする人の数が年々増えており、泳いでいる人(スイミング)とほぼ同じくらいになっています。 高齢者の方、膝や腰に痛みのある方にはスイミングより水中ウォーキングの方が負担が少なくて長く継続できると思います。
ウォーキング以外にも音楽に合わせてジャンピングしたり、腕と足の開閉、スクワットなど全身を使った動きをします。楽しみながらやることもポイントの一つです。 ただし、温水プールとは言え、長時間プールに浸かっていると体が冷えますので適度な時間で終えて、スパで体を温めてから帰宅しましょう。

水中ヨガ

こちらも読んで字のごとく、水中で行うヨガプログラムです。アクアビクスでも記述した通り、水中は浮力があるので、 スタジオでヨガを行うよりも簡単にヨガのポージングをとることができる・・・と思ったら大間違い! 重力が軽減されるがゆえに一定時間同じポージングを行うのがとても難しいのです。身体の軸・中心を保つために、地上で行うヨガよりもテクニックを要求されます。 なんと、あの黒柳徹子さんも実践されているんだとか!徹子さんの元気さ、若々しさを目の当たりにすると「水中ヨガって美容と健康にいいんだなぁ~」と しみじみ感じ入ってしまいます。水中ヨガも筋肉を柔軟に伸ばす事だけが目的ではなく、精神性と深く繋がっていますので、 瞑想を行った後のように頭がスッキリすると言われています。プールプログラムの中では上級者向けのフィットネスですが、 興味のある方は体験プログラムに参加してみるといいでしょう。

他にもいろいろ、プールプログラム

プールプログラムは主に上で取り上げたアクアビクス、水中ヨガが主流ですが、他にもスポーツクラブごとに様々なプログラムを展開しています。 プールでダンベル体操を行う水中ダンベル。プールにネットを張って本格的なバレーボールを楽しむ水中バレーなど、実に多種多様です。 こうなってくると、何でもプールで行って「水中○○」と言ってしまえばいいんじゃないだろうか、と思ってしまいますが、 要は水中だと体が軽くなって年配の方も動きやすくなるし、歩くだけの水中ウォーキングでも十分な運動効果が得られるのだそうです。 だから、プールプログラムは老若男女問わず人気のフィットネスなんですね。 もちろん、通常のスイミングプログラムもあるので、「今日はとことん泳ぐぞ!」とういう日はスイミング、 「今日はゆったりと体を動かしたい」という日はアクアビクス、という風にその日の気分に合わせたプログラムに参加するといいですね。